- セキュリティ - Notes には公開鍵方式を使った強力なセキュリティの仕組みが組み込まれている。重要なのは、ユーザはセキュリティを意識することなく、ソフトウェアを使うことができるということで、Notes のメールデータベースをローカルの PC にレプリケーションするときは、指定しない限り自動的に暗号化され、ID ファイルとパスワードがないと読むことはできない。
- レプリケーション - サーバー上のデータベースを他のサーバー上やクライアント上に複製する機能である。Notes ができた当時はインターネットは広がっていなかったため、各リモートオフィスにそれぞれサーバーを置き、サーバー間を電話線を使った通信でつなぎ、レプリケーションを行っていた。現在は、インターネットがつながったが、複数サーバーによる負荷分散、複数コピーを持つことによる安全性、リモートアクセスの遅延防止などの目的で、レプリケーションは有効に使われている。
- データと表示の分離 - 現在ではデータと表示の分離は XML と CSS の分離のように常識的に行われているが、Notes では、データと表示は最初から分離されていた。そのため、ユーザはデータに無関係で、データベースの表示を設計することができた。
- マルチプラットフォーム - Notes はこれまで、Windows 16bit, Windows 32bit, OS/2, Macintosh, HP/UX, Sun Solaris, IBM iSeries (AS/400), IBM zSeries (S/390), IBM pSeries (AIX), Netware, Linux などの各種 OS をサポートしてきた。Notes のアーキテクチャの下位レイヤーで OS 依存の部分が明確に分離されているため、多くの開発者は OS の違いを意識することなく、アプリケーション開発に専念することができた。
- 国際化 - Notes は、Unicode が提唱される前から国際化を意識して開発されており、その過程で Lotus 独自の国際文字セットが使われた。現在も内部コードには、独自の国際化文字セットが使われているが、Unicode とのマッピングにより外部システムとの互換性がとられている。
以上
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