エンジニアたちの多くは、優秀だがプライドの高い面々であった。リーダーは自分の担当している機能に関しては全面的な権限をもっており、次のバージョンで実現する機能の選択は、リーダーが行っていた。前のリリースで積み残した機能と、エンジニアとして実現したい機能が優先的に新バージョンの機能として扱われるため、新しい機能要望を追加することはタフなネゴシエーションが必要であった。開発チーム外から新しい機能を要望するときは、一つ一つの機能に対して要望責任者 (Champion) が要求され、機能ごとに詳細まで説明しなければならなかったので、中途半端な知識で、受け売りの機能要求をすることはできなかった。
2009-05-27
Lotus Notes を開発した Iris Associates (その2)
Iris Associates の組織は、機能別のチームメンバー、チームのリーダー、複数のチームを束ねるプロジェクトリーダーが基本構成となっていた。当初は、Notes Client と Domino Server の区別がなくプロジェクトリーダーは一人であったが、プロジェクトに関わるメンバーや関連チームが増えてきた段階で、クライアント側とサーバー側にそれぞれプロジェクトリーダーが配置されて、リーダーミーティングも別々に行われるようになった。2000 年くらいのタイミングでは、Russ Holden がサーバー側のプロジェクトリーダー、Jen Kidder がクライアント側のプロジェクトリーダーであった。
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